次世代シティポップの大本命、showmoreの魅力

2018年明けて早々に発見した明日をワクワクさせてくれるようなミュージシャン。自分がほんとうに素晴らしいと感じるミュージシャンには、その道で生活していってほしいと思うから紹介する記事を書くことにします。

showmoreとは?

showmoreは根津まなみさん(vo/作詞/作曲)と井上惇志さん(key/作曲/アレンジ)の2人組。2015年11月に結成され、2016年に活動を本格化、2016年11月にはモーションブルーヨコハマにてワンマンライブもおこなっています。

公式HPの言葉を借りるとセンセーショナル・ポップユニットなのだそう。ほかのところではオルタナティヴ・ポップユニットという記述もありました。
「オルタナティヴ」という言葉は「ポップ」(商業路線の音楽)の対極として使われることがよくありますが、ここでは前衛的で挑戦的といったニュアンスなんだと思います。実際に楽曲を聴いたときには、今の日本のチャートを賑わせているような音楽とは一線を画すような雰囲気を感じました。曲によってロックやブラックミュージックのフレーバーを感じるものもあり、スティーリー・ダンやレニー・クラヴィッツといったアーティストの文脈(ジャンルとしてではなく)をシティポップの側から解釈したような音楽というのが、ぼくの感想です。

MV(ミュージックビデオ)で感じるshowmoreの世界

highway

この楽曲はオルタナティヴ・ロックの色が強い作品。バンドアンサンブルとデジタルが上手に融合されている。足し算しすぎることなく絶妙にシンプルなアレンジに着地していて、歌や歌詞も存在感が消えていない。2分26秒あたりのドラムのフィルではただでは終わらないという彼らの気概を感じる。

flashback

打って変わってこちらはジャズの香り。MVではなく、スタジオセッションの映像にしてくることがとても憎い。やはりこの曲でも根津まなみさんの歌の雰囲気や、詞の世界を大事にするコンセプトを感じる。

rinse in shampoo

youtubeに公開されている4曲のなかでもっともキャッチーなのがこの楽曲。形容するなら陰のあるシティポップといった感じだろうか。何を隠そうぼくが1番好きなのがこの曲。必要最小限なアレンジはもちろん、根津まなみさんの圧倒的なワードセンスが光る。横文字の言葉の選び方、そのセンスが褒め言葉としてエグい。

circus

ここまで紹介した3曲はすべて結成当初の4人編成だったときの楽曲。これだけが2018年2月現在の2人編成での曲(2017年11月1日リリース)である。おそらく彼らにとってはフラッグシップとなる楽曲で、いわゆる「オルタナティヴ」さは残しつつも、とても聴きやすい楽曲になっている。2人編成になったこともあり、これまでとは違う、打ち込みからアプローチした楽曲で、もちろんこの曲でも根津まなみさんの詞の世界が素晴らしい。MVにはLUCKY TAPESの高橋海さん(vo/key)も出演している。

showmoreが発表しているシングル・アルバム

showmoreは2018年11月現在、3枚のデモシングルと、4曲のデジタルシングル、1枚のミニアルバムを発表しています。デモシングルに関してはライブ会場限定で販売しているもの。1stと2ndはすでにソールドアウトしてしまっているので、いまは手に入れることができません。3rdは現在もライブ会場で販売しているはずです。

デジタルシングル4曲に関しては、会場に足を運ばなくても購入可能。ジャケットデザインも秀逸なのでぜひご覧あれ。

showmoreが発表しているシングル

circus

2017年11月1日リリース

iTunes
Amazon
Spotify
OTOTOY

 

 

unitbath

2017年12月15日リリース。

都会に生きる男女の日常を、彼らなりの静かな世界に落とし込んだ、雰囲気のある楽曲。わかりやすいことに偏った楽曲ではなく、こういう楽曲をシングルとしてリリースできるのがshowmoreの強み。

iTunes
Amazon
Spotify

1mm

2018年8月8日リリース。

軽快で爽やかなリズムで送るshowmoreなりの夏らしいナンバー。エレピやシンセの音がたまらない。意味深な歌詞にも要注目。

iTunes
Amazon
Spotify

dryice

2018年10月5日リリース。

曲の雰囲気はunitbathに通ずるところがある。夜のまっくらな部屋、ひとりで孤独と向き合いながら、自分のこと、2人のことをみつめなおす。そんなナンバー。情報量の多い根津まなみさんの声は、ほんとうに弦楽器との相性がいい。もちろんワードセンスも健在なので、ひとつひとつ言葉を噛み砕いて聴いて欲しい。

iTunes
Amazon
Spotify

showmoreが発表しているアルバム

overnight

2018年5月3日リリース

iTunes
Amazon
Spotify
OTOTOY

 

 

 

2018年5月にようやく待ちに待ったアルバムが出ました。このアルバムに関しては、別の記事でレビューを書かせていただいています。
レビューにも書いていますが、このアルバム(に限らずすべての作品)は、CD以上の音質で聴くのがおすすめ。ダウンロードで聴く場合には、OTOTOYのみCD以上の音質(ハイレゾ)でダウンロードできるので、特にこだわりがない場合には、ぜひOTOTOYでダウンロードしてみてください。

【アルバムレビュー】overnight/showmore

showmoreの今後

東京方面では定期的にライブもやっています。名古屋に住んでいるぼくとしてはなかなか観に行くことができないので、そこが悔しいところ。東京方面で興味を持った方は足を運んでみてはいかがでしょうか。ざっと見たところ渋谷近辺のハコでライブをすることが多いようです。ライブ情報は公式サイトやTwitterで告知されているので、詳しくはそちらをご覧ください。

また、2018年5月12日公開、中山美穂さん主演の映画『蝶の眠り』のエンディングテーマに、根津まなみさんのソロ楽曲『朝焼けの中で』が起用されました。根津まなみさんの注目度が増すことで、showmoreの活動にも追い風が吹くことを祈るばかりです。
→現在、劇場公開は終わっていますが、2018年10月17日にDVD/Blue-rayが発売されました。「映画のなかで根津まなみさんの曲が聴きたい!」という場合にはこちらもぜひ。

 

『蝶の眠り』の予告が解禁されていました。根津まなみさんの『朝焼けの中で』、バッチリ流れています。

こちらは『朝焼けの中で』のMV。

おわりに

彼らだけに限らず、上質な音楽をやっている人たちが日本にもたくさんいて、そういう人たちの活動がもっと世間の目に触れるような音楽業界になればいいのにといつも感じています。このまま商業路線のポップス至上が続けば、そういう人たちは淘汰されてしまう。そんなのは嫌なので、ぼくの好きなshowmoreのことを知ってもらおうと思いました。

※もし間違った記述などあったらご指摘ください。都度訂正、追記していきます。
そしてもし万が一、showmore本人の目に触れることがあったら…スクリーンショットの利用許可をください(笑)
→showmoreご本人からスクリーンショット利用の許可をいただきました。ありがとうございます。

 

showmore公式サイト:http://showmore.tokyo/
contact:showmore.tokyo@gmail.com

Twitter
showmore公式:@showmore_tokyo
根津まなみさん:@nezumanami
井上惇志さん:@jiding0301
Instagram:@showmore.tokyo